社会保険田川病院 経営企画室長 小塩様にご登壇いただきました【セミナー開催レポート】

5月27日(金)、社会保険田川病院の小塩様に【病院SNSの頑張り方 ~チキチキ!7変化会議~】をテーマに弊社主催Webセミナーにご登壇いただきました。約120名の病院関係者の方々にご参加いただき、当初の時間を超えて質問が飛び交うほど盛り上がりました!今回は、そんな大盛況だったセミナーの一部をレポートします。

今回ご登壇いただいた小塩様は、民間の総合医業経営コンサルティング会社を経た後、公的病院の経営企画に従事し、現在は社会保険田川病院の経営企画室長を務めていらっしゃいます。3年間にわたって医療介護に関する雑誌である「医事業務」の連載をしていたご経験もあり、DPCデータ分析が得意な方です。

概要

総務省が令和3年6月に発表した「令和2年通信利用動向調査の結果」によると、日本におけるSNS利用率は2020年時点で73.8%に上り、全世代で増加傾向にあります。一般事業会社だけでなく病院の広報戦略においても、SNSは無視できない存在になりつつあります。

そんな中、社会保険田川病院様は、LINE、Twitter、Facebook、Instagramなどの主要なSNSを活用し、約2年間ほど発信を継続しています。

始めて間もない頃には、何をすればよいか分からず、苦労された時期もあったそうです。しかし、現在は全国の病院様の中でもトップクラスの投稿数を誇るほどSNSでの発信に精力的に取り組んでおられます。

今回のWebセミナーでは、SNSを始めるに当たって誰もが悩む「何を目的にするか?」「何から始めたらよいのか?」「どんな内容を発信したらよいのか?」について、試行錯誤の末に導き出した答えについてご説明いただきました。

セミナー開催レポート

社会保険田川病院様のSNSにおける取り組み事例について詳しくお話しいただきました。始めた当初から現在に至るまで、企画会議と呼ばれるSNS戦略についての会議を経て、同院の組織がどのように変化していったのか生の声を聞くことができました。

加えて、病院業界全体でのSNS活用動向に関する分析結果、他病院の投稿内容に関する内容など盛りだくさんでした。

小塩様に当日ご説明いただいた内容は、本ページ上部にあるイラストにまとめておりますのでご参照ください。

セミナー後半のQ&Aセッションでは、参加病院様から数多くの質問が寄せられていました。当日の質問の一部をご紹介いたします。

  • 院内の他の方はSNSの目的をどのくらい理解しておられますか?
  • 院内の他の方はSNS発信にどの程度協力的ですか?
  • 投稿のネタはどのように探していますか?
  • 企画会議の人数と頻度はどのくらいでしょうか?
  • 投稿する記事の内容について、院内ではどのような決裁の仕組みをとっておられますか?

以上、先日開催しましたセミナーについてのご報告でした。まだ日程は未定ですが、今後も広報戦略をテーマに小塩様にご登壇いただく予定です。次回の開催が決まりましたら皆様にご案内いたします!